暴れる、怒鳴る、徘徊…認知症の母と暮らす娘が笑顔で向き合えるようになった秘訣とは
2020/11/17
酒井アサヨさん(87歳)は、2004年に認知症と診断されました。
以来、娘の章子さん(55歳)は一緒に生活しながら介護に努めてきました。
自分が住む場所も認識できず、家族のことも思い出せない。
4年間で1388回もの徘徊を繰り返し、暴れる、怒鳴る、暴言…
当初はそんな想像を絶する母の症状に「私の人生これで終わった」と思うほどの介護生活だったといいます。
しかし、今は精神的に追い込まれることはほとんどなくなったのだそう。
その理由とは…
認知症の母に振り回されるのではなく、母との世界を楽しむこと。
とりとめのない母の言葉に対し、まるでお笑い芸人のように返していく章子さん。
ここまでなるのに相当な苦労があった事でしょう。
今、同じ状況で苦しんでいる方、もしくは「もしも自分の親が認知症になってしまったら…」と不安な方は、この逆転の発想を参考にしてみてはいかがでしょうか。