「最初のケンカをするまで開けないで」9年前に渡された結婚祝いの中身とは…
2018/03/12
アメリカ・ミシガン州に住むキャシー・ガンさんと夫のブランドさん。
知人が結婚式を挙げるという事で、二人はワインを飲みながらお祝いを何にするか考えていました。
その時、ふと自分たちが結婚祝いとして大叔母からもらった、「白い箱」のことを思い出したのです。
そこに添えられていた封筒には、「最初の喧嘩をするまで開けてはいけません」と書かれていました。
二人はこの箱を、結婚してから9年間一度も開けることはありませんでした。
もちろんその長い歳月の間、二人は何度も喧嘩をしました。
それでも二人が箱に手をかける事がなかったのは「これを開けることは、結婚生活が修復不可能になったことを意味する」と、お互いに思っていたから。
しかし、もはや長きに渡り共に過ごし、確かな信頼を積み重ねてきた二人にもうそんな恐れはありません。
二人は話し合い、ずっとクローゼットにしまっていたその箱を開けてみる事にしました。
そこに入っていたものは…
ワイングラス、花瓶、入浴剤。
そして、キャシーさんとブランドさん、それぞれへの手書きのメッセージに包まれた現金でした。
妻、キャシーさんへのメッセージは…
「これでピザとエビ、それか二人の好きな食べ物を買って、お風呂の用意をしなさい」
そして夫、ブランドンさんへのメッセージは…
「これで、花とワインを買いなさい」
二人はこの箱について、このように語っています。
「この箱は、実は中身はなんでもよくて、喧嘩が起きてしまった時に、状況を考え直すために与えられたものだったのではないかと思います。
今は、本当に箱を開けるべき時なんだろうか? これは私たちにとって乗り越えられない喧嘩だろうか?
もしこのあとに、もっとひどい喧嘩をしたとしたら? その時はどうしたらいいのだろう? その時この箱が無かったら、私たちはどうやって立ち直ることができるのだろうか。
この9年間、そんな思いに何度も助けられました。」
二人に贈られたのは、長年の結婚生活を経験した先輩からの知恵だったのです。
「いつも通りに過ごせば、きっと大丈夫」
そんなメッセージが聞こえてくるようなプレゼントの数々…
キャシーさんは、自身の投稿をこんな言葉で締めくくっています。
「お祝いの箱は、私たちに気付かせてくれました。
強く健全な結婚生活の作り方と、それを維持するツールは、箱の中ではなく、私たち自身の中にあったのです」
これは粋な結婚祝いですね!
そして、それを開けることなくここまで来ることができたこの夫婦も素晴らしい!!
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これらが彼の嗅覚を刺激して“したくなる”を誘発。
フルーティーベリーやフローラルなどの心地よい香りで二人のひと時を盛り上げてくれます。