美しい表現が心を打つ…川島なお美さんの一周忌で公開された『直筆の遺言』

2016/09/26

２０１６年９月２４日、胆管がんで亡くなった女優の川島なお美（本名・鎧塚なお美）さんの一周忌の法要が麻布の賢崇寺で執り行われました。

お墓には、赤いバラの花と、なお美さんが大好きだったワインが供えられました。

アクセントの黒い帽子が素敵ですね。

そしてこの日、なお美さんが直筆で残した遺言を、夫の鎧塚さんが形にしたという「川島（鎧塚）なお美慰愛碑除幕式」も行われました。

その慰愛碑に刻まれていたのはとても美しく、心を打つなお美さんらしい言葉。

「私は蝶となって咲きみだれるお花から花へと舞い
毎年咲く桜となって花ふぶきをお客様に散らし
たわわに実る果実となってあなたの作品として美味しくお皿の上にのります
美しく生き生きとしたファームガーデンは私の夢です
その夢をかなえて下さい

今までありがとう

なお美より」

降りしきる雨の中、彼女が願ったこのファームには多くの人が参列しました。

そこに咲き乱れていた美しい花々に囲まれて、この日、なお美さんは笑顔で大好きな人たちを見守っていたのかもしれませんね。

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