「エアコンつけっぱなし」に躊躇している人へ!旧式タイプで実験した結果が衝撃
この夏、節約・健康のためにエアコンをつけっぱなしにすることが推奨されていますね。
でも、しっかりした確証がないだけにいざ実践するとなるとやはり不安ですよね。
中でも特に多い疑問が
「古いエアコンはどうなの?」
ではないでしょうか。
エアコンのみならず、昔の電化製品は長持ちする一方で電気代がかさむと言われています。
そんな中、鬼束7段 (@7dan)さんが11年前に購入した旧型エアコンで「エアコンつけっぱなし」による電気料金の変化を調べるべく、実験した結果が話題になっています。
「もう怖くてエアコン切れない」
事務所のエアコンつけっぱなし実験、今月の報告。出・退勤時にON/OFFしてた前年同月と比較して使用量34.9%減。出勤日数は約15日なので、毎日使用する環境ならさらにこの倍は節約できる計算。もう怖くてエアコン切れない。 pic.twitter.com/jDCs6XdeEv
— 鬼束7段 (@7dan) 2016年8月6日
なんと前年同月から電気使用量が約35%もダウン!
ちなみに使用状況や環境は…
家庭用のエアコンで14畳タイプ(4.5kw)
エアコンは11年前に購入した古いタイプ
エアコンのフィルタ掃除はほぼ行っていない
部屋にある家電は小さな冷蔵庫と照明、PC、液晶モニタ-のみ
部屋は北向きで日中の室温変化は少なめ
そしてエアコンのオンオフの切り替えは、次のように行っていたそうです。
また、部屋が冷えたと感じたら、部屋にいる場合でも、エアコンをオフにする。
2016年は事務所にいる時もいない時もエアコンをつけっぱなしにする。
瞬発的なエネルギー消費について、自転車に置き換えて説明。
乱暴な例えですが、エアコンを自転車に置き換えると、昼間の時間だけ毎日何回も急坂を上り下りするのと、24時間平坦な道をずっと一定の速度で走り続けるのとどっちがエネルギーを食うかということです。
— 鬼束7段 (@7dan) 2016年8月7日
これはわかりやすい!
エアコンの初動がどれだけ電力を消費するのか容易にイメージできますね!
新しいエアコンだけでしょ?古いエアコンでもそうなの?という質問。私のとこのも11年前に買った古いエアコンです。エアコンである以上、仕組みは同じなので古い新しいはあまり関係ないかと。逆に最新の機種の方がきめ細かい制御をしてそうなので、使用による差は古い機種ほど出てきそうです。
— 鬼束7段 (@7dan) 2016年8月7日
気になったのが、つけっぱなし実践している人でも、多くの場合が28~29度とかの控えめ設定でのこわごわ運転していること。設定の室温になったら後はその室温を維持するだけですので、26度くらいに設定しても極端に変わることはないと思います。
— 鬼束7段 (@7dan) 2016年8月7日
「理屈はわかるけどこれってecoなの?」という素朴な疑問もあるみたい。でもどこにecoではない要素があるだろうか。誰もいない空間を冷やすのは無駄?いや、無駄ではないから電気使用量が下がってるわけです。
でも感覚的にはすっごくわかる。だから勇気を出して実践するまで数年かかった。
— 鬼束7段 (@7dan) 2016年8月7日
今まで頭では理解できても、実践に踏み出せなかった方は、この際思い切って今日から一ヶ月だけでも試してみてはいかがでしょうか?